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神戸製鋼は同業他社の傘下に入るのか商社の傘下に入るのか。どちらかの選択が従業員・社会のためになるのでは。

2017年10月16日

大手製造企業が品質不正を継続的に行なえば「いつかその日」が来るのは自明で関係者は哀しいほどに理解していたでしょう。自グループ単独での自主再建の道はない。それに固執すればグループ解体の草刈り場となってしまうでしょうから。

グループ存続の危機が必ず来てしまう、不確定なのは「それがいつなのか?」ということのみであることを関係者は重々恐怖しつつも理解していたでしょう。派閥争い・出世競争の中で、水面下で徐々に是正を進めるという穏当で静かなる数年は要する行動を起こせなかったのでしょうか。

 

地獄のような阪神淡路大震災を経験されて戦時の感覚から平時の感覚に戻れなかったのではないかとも思います。亡くなられた方々・ご家族の悲嘆・無念を忘れないという良心が「がんばろう神戸」の先頭に立って導いた神戸製鋼の善なる闘気が冷めることを許さなかった、それが「大震災時における命最優先で超法規的措置もやむなし」の感覚が社内にいまだくすぶっているのであればそれば善き人であるがゆえの時代感覚のズレですので気の毒に思います。

 

東日本大震災発災時に宮城県名取市閖上にいた私は戦時下の闘気が数年消えませんでしたし消えていくことに罪悪感すら感じました。阪神淡路大震災を経験し復旧復興に全身全霊で神戸製鋼の方々があたられたことは私も見聞きしていますので、戦時下の総毛立つ感覚が善なるがゆえに抜けず抜かなかったことが今回の騒動の一因であるならば神戸製鋼・従業員を助けてあげてほしいと願います。

 

東日本大震災が神戸製鋼の方々の戦時下における善なる感覚を呼び起こし再燃させたのであれば神戸製鋼の方々に対し被災者であった私は加害者の一人ですので神戸製鋼関係者の方々にお詫びの申しようもありません。

 


 
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