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螢劵奪叛臑罎舵取りを誤まった主因は「温度帯変更概念を知らなかったから」でしょう。

2015年10月16日

小規模食事業者では食品表示法を大体知っていれば他の食品関連法を知らなくても営業上支障がない場合が多いです。支障がないとは、違法行為が起こらないという意味ではなく違法行為は数知れずありますが社会から問題されないので違法状態的営業が続いてしまうという意味です。職業人として悲しいかな、小規模食業界とはそんなもんです。これは半永久に変わりません。変わるとすれば行政側が小規模食事業者を一斉に営業禁止にする場合だけです。そんなことをするとは到底思えませんので、半永久に状況は変わりません。

 

で、話は戻って...同社が温度帯変更の科学的概念を知っていれば不正をする必要がもともと無かったでしょうから。ヒット仙台の公になっている問題は多かれ少なかれ他人事ではない食事業者は多いはずですが、他人事と思っている・勘違いしている食事業者もまた多いでしょう。

「廃棄する食品を減らし資源を有効に利用する」観点からも温度帯変更の科学的活用を個々の都道府県・政令指定都市が他自治体の動向を様子見しながらでは進みません。厚労省・消費者庁が食品廃棄量減・不正温床減の旗振り役となり、都道府県・政令指定都市に呼びかけ科学面が苦手な小規模食事業者でも活用できる温度帯変更の活用ガイドラインを作成・普及していただきたいものです。

ただし、小規模食事業者への啓蒙は少なくとも取締役以上の役職の人たちを強制的に招集し啓蒙しないと事業者内には浸透しません。社長といっても名ばかりの平社員並みの権限しか持たされていない事業者もありますので、短期での浸透は期待しない方が無難ですが。

加工者・製造者に保管温度・流通温度について相談し、仕入れ以後の商品品質維持・劣化については自社が責を負う方式で科学的根拠を固め法に沿いトータルでの賞味期限を長くする、そういうことを知っていればもともと不正をする必要性もなかったでしょうに、と残念な事例だなあ〜、とつくづく思います。


 
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