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大手企業のコンプライアンスと回収。企業間での差異。

2007年06月05日
キッコーマンが輸入した食品素材の一部に、食品衛生法で禁止されているガンマ線照射がされた疑いがあるとして、同原料を使用した製品の自主回収を6月1日に告知しました。

更にこの製品を原料にした健康食品を販売したノエビア・ファンケル・資生堂薬品・第一三共ヘルスケアが同日自主回収を発表しました。

ここまでは「自主的」と言えるでしょう。

それから遅れること3日、6月4日に長瀬産業・ロート製薬・森下仁丹が自主回収すると発表したそうです。「自社の原料として当該品を使用している事を把握していなかったのか」「健康上問題なく回収不要と当初考えたのか」「他社の出方を日和見したのか」この3日間の遅れが企業イメージに影響しなければよいのですが。

危機管理の観点からは、日本国内での供給元となってしまったキッコーマンが回収を決めた時点で同様に回収を決するのが妥当。回収が遅れた企業。安全上の観点で回収不要と判断し、環境問題の観点からも回収焼却を避けるのは一つの見識。

ただ「他社の動静」「マスコミ・消費者の思考」「社会の雰囲気」を読み違ったと言われても仕方がありません。どうせ回収するなら迅速に即決しなければ傷を広げることになる。その点後者3社は初期判断を誤ったと自戒しているでしょう。


 
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