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賞味期限を科学的に決める必要性―食経験の無い食材

2007年08月21日
賞味期限に対して消費者の判断能力が低下したと指摘する記事を目にする事があります。これは間違いです。

近年輸入された「かつて日本には無かった食材」「調理法」、新技術によって生まれた食材。

モロヘイヤを初めて食した時、私は腐っていると思いました。ネバネバした物とは自己防衛上「微生物のかたまり」又は「微生物の生産物」、いずれにしても微生物=有害かもしれない物、その存在を直感的に感じました。実際私の直感は間違いでした。微生物によって産生されるネバネバした多糖類が多いのは事実ですが、その中にも無害どころか有益な物もあり、植物自体が作る、海藻のアルギン酸に代表されるようなネバネバした物でも健康上何ら問題ない、むしろ有益な物もあります。

しかし、「ネバネバした」「苦い」等、直感的に不快感を感じるのは人間が動物であり、遺伝子に情報として組み込まれた防衛本能が正常に働くゆえ、と私は考えています。

現在広く食されている「ネバネバした」「苦い」等の食材が有害でないと判断するのは、古来からの食経験によるものです。本能を覆す伝承された知恵によるものです。日本人全般に食経験の無い食材には適用できません。

日本文化として食経験のない・調理経験の無い食材・料理・加工食品が変敗した場合、どのように変化するのか、経験がありませんので、親から子・子から孫へと伝承されていません。賞味期限を科学的検査で決定し、消費者にもその範囲内で消費してもらうのが正当です。

専門家の方でも誤解しているくらいですから、一般の方が混乱するのも当然かもしれません。専門的知識のある方は別として、一般の消費者の方には賞味期限内消費をかたくなに守ることをお勧めします。

 
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