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「1件の腐敗クレーム=全商品回収」のリスク

2007年08月18日
「食品が腐敗していた」という苦情・クレームがきた場合、通常は謝罪で済む場合が多いです。

しかし、苦情を寄せた方が納得しない場合、腐敗の事実が「お客さん⇔製造会社」の閉じた関係以外に伝わった場合・知れた場合、全商品を回収することを迫られる場合があります。

そのケースは、「製品を毎日細菌検査していない場合」です。腐敗していた製品の製造当日の検査結果が手元にないと、異常がその苦情品のみなのか、他にもあるのか、論理的な説明ができず、「他にもあるかもしれないので、全品回収する」ことを迫られることがあります。

こういうケースでは「他に苦情が無いので、腐敗は他には無いだろう」という判断が通る時もありますが、苦しい説明になります。特に、外部の抜き打ち検査で「大腸菌群陽性」の結果が出た場合、腐敗と異なり「同日製造の他の商品は問題ない」と説明するにはその日の細菌検査を行った結果が製造者の手元にあることが不可欠です。

レベルの高い企業でも不二家の失敗例にみるように、毎日検査していたがために細菌規格基準オーバーを知ってしまい、自主回収リスクを負ってしますこともありますが、毎日検査していない場合は外部告発に対抗する手はありませんので、検査するもリスク・しないもリスク、悩ましいところです。

 

 
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