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中部電力がやらせ質問を拒否したのは立派ですが、それでコンプライアンス云々を持ち出すのは幼稚。

2011年07月30日

コンプライアンス上ではなく単に現場の長の方の品性が拒絶した、というだけの話であって、組織としてのコンプライアンス・ガバナンス体制は「全くなっていなかった」ということは大いなる反省点。

会社組織としてコンプライアンス・ガバナンス概念があったなら、法務部門に報告するのが当然ですし、逆に言うと法律上の判断・社としてのコンプライアンス上の判断を経ずに個人の独断で行ったと解することもできる話です。

コンプライアンス上は報告が法務部門になされ、法務部門が判断する。後は粛々と自社のコンプライアンスに照らし、保安院から不適切な要請があったことを公表する、という段取りを踏むのが常識的でしょう。

公表するのはまずい、と現場の長の方は慮ったからこそ、自社のコンプライアンス・ガバナンスを無視して、一個人として自己の品性で拒絶したということかもしれません。保安院・経産省に楯ついた責任を一人で被るつもりだったのかもしれません。

中部電力がコンプライアンス上「やらせ質問を拒絶した」というのは、そもそも可笑しな話。コンプライアンス意識が希薄であったからこそ、その事実を「今」追い詰められて渋々公表せざるをえなくなった、ということでしょう。

中部電力の苦しい立場はわかりますが、法務部門がありながらこの件についてコンプライアンスという用語を用いたことはヤブヘビでした、私のような素人からそう言われてしまうほど言い訳を考えあぐねたのであろう心中は察します。


 
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