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健康食品には懐疑的。

2007年04月29日

薬学的効果が強い健康食品はそれ自体薬事法違反にあたる可能性がありますので、違法販売として摘発されるケースも増えています。海外生産の食品はその国の法では合法でも、日本の薬事法・食品衛生法に照らして含まれてはいけない化学成分を含むケースがあります。

原料として精製した物質を添加しているケース、薬理効果のある成分を含む動植物の部位を使用したケース。何れであっても結果として、その食品に化学成分として含まれていれば同じことです。

健康補助食品として、販売するにしてもその効果が顕著な場合、私は問題だと考えています。医薬品扱いならば一般の方でも摂取処方量を守るでしょうが、健康食品の場合副作用が強く出るとは一般的には考えないでしょうから、過剰摂取する危険性があります。実際かえって健康を害したケースも報道されています。

特に美容関係の効能を謳った健康食品を購入する方は、過剰に摂取する傾向があります。一般食品でも薬理効果を有しますが、含有量は低いため、特定の成分を一度に大量に摂取し副作用が生じるというリスクは低いといえます。

健康食品は作用が弱く謳っている喧伝効果が見られない物の方が、景品表示法上問題でも倫理的かもしれません。心理的満足感・心理的効果、「この食品を摂取したのだから自分の望む姿・体調に近づくはず」というプラシーボ効果(実際薬理効果を含んでいないにも関わらず、効果があると信じ込むことにより、免疫力が高まる等の擬似薬的効果)程度が害がないのでは、とも思います。

健康食品は販売方法・宣伝文句を法に照らして厳格に遵守すると、消費者に対して魅力の無い商品になるでしょう。法的に取り扱いの難しい「健康食品」に関する仕事の依頼は丁重にお断りしておりますが、この方面の商品を扱う方は大変だと思います。

健康食品・健康補助食品は「含有する多成分を分析・管理できる企業」にのみ扱える商品です。


 
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