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不誠実な公表・告知事例―食品の異物混入

2007年02月26日
「ある企業の雑穀商品に銅線が混入した可能性がある」ということで回収告知がありました。自主的に告知した事は評価します。しかし、折角公表するという「善なる行為」に「誠実さに欠ける文面」があり、残念です。

「一般的に健康への影響はない」という一文。不適切な表現です。確かに銅は酸化していようとも、その成分が健康には悪影響を及ぼす事はない、というのが常識です。

成分上はそうですが、問題は形状です。細いという事は口に入った時に、喫食者が気づかず飲み込んでします恐れがあります。消化管に物理的損傷を与える恐れがあるでしょう。飲み込まなくとも喉への物理的刺激で反射的に嘔吐反応が起こるかもしれません、体力が低下している方々には身体的負担が掛かります。

私の母は少しでも健康でいる(家族に迷惑をかけたくないと考えているようです)ために、白米より味の劣る雑穀を食べています。高齢者が健康にいいと思い、進んで喫食する食品のメーカーがこのような誠実さに欠けるコメントを出す事に不快感を感じます。

私のように感じた人は少ないかもしれませんが、小手先の文面は反って不信感を買うこともあります。折角自主回収する善行動に自ら泥を塗るようなことは無益です。管轄保健所もその点フォローしてあげるべきでした。

 
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