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保健所より取引先大手スーパーを恐れる理由とは?(大腸菌群)

2006年10月24日
食品工場において、毎日製造した製品を細菌検査(一般生菌数・大腸菌群)していない場合、普通その製品は大腸菌群陽性です。

大腸菌群は何も対策を打たなければ、普通に存在する菌群です。ですから、毎日検査し状況を把握していない限り、普通は陽性です。

加熱製品の場合、大腸菌群陽性であれば、食品衛生法違反である・又は取引先の受入れ規格基準違反という場合がほとんどです。

私が市販品を購入して行っている検査でも大腸菌群陽性の食品は珍しくありません。保健所が頻繁に収去検査しているのにおかしいではないかと思うでしょうが、予算の関係で店頭に陳列している通常品を買取検査する例は稀で、業者が用意した商品を受取検査することが多いため、保健所による検査結果は実情を繁栄していません。

予算の制約があり、保健所の手抜きと一概に言えません。食品製造会社にとって恐いのは、大手スーパー・生協自身による自社店舗陳列商品の抜取り細菌検査です。

意外かもしれませんが、保健所も食品衛生法違反で回収・公表する例は少ないのですが、大手スーパー・生協の自主検査でも同様です。しかし、大手スーパーの場合は取引停止という伝家の宝刀があります。

保健所より取引先大手スーパーが恐いのはこういう理由です。大手スーパーに食品を卸していない場合は食品衛生にさほど神経を遣う必要を感じないのもこういう事情からです。百貨店の場合も気を遣う必要はありません。

ただし、食中毒を起こさないレベル内での管理は心掛けて頂きたい。

 
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