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小麦(アレルギー義務表示)の記載漏れ事件

2006年10月22日
「そば粉100%」が実際は「そば粉90%、小麦粉10%」だったことに気づかず、販売していたという報道がありました。

アレルギー5品目(小麦・卵・乳・落花生・そば)は加工食品には記載が必須です。記載漏れは、食品衛生法違反の中でも最も健康被害の深刻な重大違反です。場合によっては、亡くなる方もいらっしゃいます。

コンサル先企業には極論として
「何の表示を間違っても構わない。但し、アレルギー5品目だけは決して記載漏れが無いように!」
としつこく繰り返しています。
決して記載漏れは許されません。

決して間違ってはいけないのです。
人命は何を持ってしても、あがなえません。
賠償金・PL保険・刑事訴訟そういう問題ではありません。

今回は優良誤認を意図したことが原因ではなく、納入業者からの情報提供漏れとの発表です。これを証明するには納入業者と取交した商品規格書(商品カルテ)を保健所に提示し、確かにその書類に「小麦」の記載が無いことを保健所に確認させる必要があります。

こういう時には商品規格書の保管が危機管理として役立ちます。過失の主原因が自社に無い事、又故意でない事の証明書の役割を果たします。

事情はどうあれ、不特定多数の方に販売した場合、全て回収する必要があります。食品の事例ではありませんが、松下電器が不具合ストーブを最後の1台まで回収する意思を示し、昨年来今現在も各媒体で告知を続けているのはご周知の通りです。

本来零細企業が多い食品業界においても人命に関わる食品・誤表示食品の回収はこうあるべきです。

今回の事業体も出来る限りの告知を行っているのでしょうが、食品においては単純ミス・不注意によるミス・知識不足によるミスは、人命に関わる問題・企業存続を左右する問題です。

*アレルギー5品目は義務表示ですし、これらのアレルギーを有する方が召し上がった場合、不記載違反は必ず指摘されます。

 
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