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食品行政の今年の課題。

2009年03月12日
不祥事企業への対応。第三者的立場で非難・取締ること「しか」出来ない行政など不要。

作為的違反と不作為の違反。

作為的違反、代表例として産地偽装。産地偽装にも同情の余地のある事例は多いですが、作為的違反である以上公表を含めた何らかの処分を行うのは妥当。

問題は不作為の違反への行政の対応。不作為の違反など公になるのは極々一部。特に「自発的」に届け出た企業が社会的にバッシングにあうのは行政の責が大。消費者への啓蒙・説明を怠ってきた・いる責は大。

昨年もささいな違反を「自発的」に届け出た伊藤ハムが生贄(いけにえ)となった。大企業でも渦中に入れば木の葉状態、大海の小船。こういう時に楯となって消費者に説明・啓蒙してこそ行政。ノーブレスオブリージュ。

当事者企業の「説明」は正当・適切・論理的であっても「弁解・言い逃れ」としか社会から解されない、わかりきっている。当事者はただ貝になる以外選択肢はない。行政は自組織を守ることに汲々として、第三者として正当な説明をすることから逃げている。こういう場合の「君子危うきに近寄らず」には厳しい視線を向けざるをえない。

建前であっても「食の安全・安心」「法令順守」を行政が謳うなら、逃げてばかりでは困る。食品行政機関が態度を改めなければ、今年も中世の魔女狩りよろしく被害企業が出てしまう。

バッシングにあうには「知名度が不可欠」ですから、またぞろ大企業が生贄となる。この方面については強者(大企業)は弱者、弱者(零細企業)は強者。

食品に関するバッシングはバッシングする側に悪意がない(事情を知らないだけの)場合が多い、これは双方にとって不幸。「バッシングとは失敬な!正当なる非難である!」お叱りをうけそうです、業界人でなければ私もそう思うでしょうから。

木枯らしの紋次郎よろしく「あっしにはかかわりのね〜ことでござんす」とはいえ、誤解によるバッシングは見ていて気持ちのいいものではない。私のような個人が擁護しても、耳を傾けてくれるのは精々誤報に慎重な一部のマスメディアに限定される。とても防波堤・防人(さきもり)の用はなせない。ただ自己満足で、流れに竿(さお)は差す。至誠に悖る(もとる)ことなかりしか、で。

 
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