出版物の執筆・寄稿・監修履歴
テレビ出演
お問合せ
検索窓
以前の記事
雑記帳
閑話
コンサルの個人情報
コンサル・代行の内容
コンサル・代行の実績
食関連企業の危機管理・信用調査
料金体系
違反事例と是正案の紹介
品質保証・品質管理の実務
食関連法の抵触許容範囲
通販・ネットショップ
食の安全情報

産地偽装。執行猶予が付いたのですから、控訴はしない方がいい。

2009年02月27日
中小零細事業者の社内パワーバランスは中小零細業界に身を置いたことのない人には到底理解できないことがあります。「そんな話は信じられない」いくら説明しても理解は得られないでしょう。

裁判官から否定された被告側(弁護士)の主張は恐らく事実だと私は思います。思いますが、会社を含めた組織とは役職に基づいた縦社会と信じて疑わない人には到底理解してもらえないでしょう。公務員の常識とはかけ離れた環境・文化ですから、「真実」を理解してもらおうとすればするほど溝は深まるでしょう。

「社長に実質的権限がないなんて、そんな馬鹿なことあるわけない」平行線どころか、下手すれば不信感・不興を買い、「反省が足りない」として執行猶予が取り消されることが心配。量刑に特段の不服がないなら、裁判官の誤解を解き「積極的に主導したという汚名を返上したい」として情状を争点として控訴する、ということは思い止める方がいいと私は思います。

無念でしょうが「生きてきた環境に根付いた裁判官の先入観を覆せる可能性は非常に低い」ですから争うだけ徒労です。控訴しても得るものがない以上、控訴する事自体が「反省していないのでは?」と市民に曲解されるだけ被告にとって不利益です。ここはグッと呑み込んだ方がいいと私は思います。

実刑になるリスクを負っても「積極的に主導した」という汚名は返上したい、人として名誉・尊厳の根幹で譲れないというのであれば、全ての実権が元社長個人にあったわけではないという事を客観的に証明する必要があるでしょう。それには購入していた原料・資材納入業者の営業マンからの証言が必要でしょう。

出入の営業マンは実質的決済権を持つ人を見極めなければ仕事が取れませんので、「元社長が有していた社内権限の強弱」を知っていたでしょう。但し公正公平な協力が得られるか、それは私にはわかりません。

 
Comment(0) Trackback(0)
この記事へのトラックバックURL
ボットからトラックバックURLを保護しています